らいちの気ままな多趣味ブログ

ゲーム、食べたものの話題を書きます

出来なかったことをしたい話

昨日、2日ぶりに外に出ました。

 

学生さんや、働いている方を大勢見かけて、自分はなんなんだろうと自分を責めてしまいたくなる気持ちに襲われました。

本当だったら今日も出社して、お仕事しているはずなのになとか考えたり、日ごろ食べているご飯を食べたとき、ふとこのお金は家族が払ってくれているんだと考えたり。

 

じゃあ自分のスキル、存在価値を高めるために勉強しなきゃとか思うのに、あれこれ悩んで身に入らない。ダメダメですね。

 

私の会社は営業部で構成されているようなものなので、正直休職したところで戻る場所なんかないんじゃないかって思います。
休職しても意味ないんじゃないか、何してるんだろう自分ってふとした瞬間に感じます。

 

私って考え込みすぎるし、ネガティブだしで生きづらいなあ(笑)って感じてます。

 

暗い話をしちゃった。話題を変えますね。

 

大学受験期、よく海に行ったことを思い出します。
自分はちっぽけだと知った時、目の前の悩みが全部くだらなく思えて、
心が自然と晴れ晴れするんです。

久しぶりに海に行きたいな。
水平線に沈む夕日を見ながら、私の悩みを小さくしてほしい。
それか、夜の海の砂浜を歩きたいな。裸足で砂の感触を踏みしめたい。

逆に考えようかな。
仕事があったら深夜に出かけて朝日を見るなんてできなかったけど、
今はそれが出来る。
深夜に家を出て、暗闇の中で波の音を聞いて、朝日が昇ったら帰りたい。

 

出来なかったことをしたいな。

後は、最近よくタロットカードの動画を見ます。

とっても素人なので知らなかったんですが、まずカードを引くじゃないですか。
でもカードの解釈は、人によるらしいですね。
てっきり、「このカードが出たら〇〇という運勢」みたいな感じで、セオリーが決まっているのだとばかり思っていたので。

感性に委ねられるので、難しいなあと思ってみているのですが、
カードを読み解くことが出来たら、なんて素敵なことなんだろうと思います。

正解のない世界は、悩むこともあるけれど、自分という個性を大事に出来るという面では、私はとても好きです。

矛盾しているかもしれないけれど、私は自分を好きでいたい。
自分という個性を大事にしてたい。

 

甘えた願いかもしれないけれど、潰さずに、潰れずに生きたいな。

 

だらだらと書いちゃった。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

25卒営業職、入社3ヶ月で休職する

タイトルの通りです。

 

先日抑うつと診断され、休職に至りました。

 

経緯をだらだらと書いていきます。

 

今年の4月に住宅メーカーの営業職として入社しました。

初めの1か月は本社で研修があり、その時はビジネスマナーや会社の概要、接客の練習などを主に行い、これから営業マンとしての日々が始まるんだ!と希望で胸がいっぱいでした(割とガチ)。

 

そして5月になり待ちに待った本配属。GW。もちろん連休なんてありません。

まあそれは良いんですが、配属先の雰囲気に対して「あ、これまずい」と直感で危険信号が働きました。

 

配属先がおじさん複数名、おばさん、1年先輩の女性と私、という構成でした。

 

まあおじ様方から見たら先輩すらひよっこっていうのはわかるんですが、

言い方がいやみったらしくて、、。

例えば先輩が先方と電話しているとき、いちいち先輩の対応に対して横で茶々入れてるんですよ。

「そんな言い方はないでしょ(笑)」みたいな。

 

いや、日本語として伝わっている&全く失礼な言い方はしてないんですよ。

先輩が先方に対して焦っているところを楽しんでいる雰囲気だったんですよね。

 

別にそれ笑えなくないですか?っていう話。

 

人の不幸というか、人を小馬鹿にして笑いをとるその雰囲気が、

「アットホーム」ともとれるかもしれませんが、私には苦痛でたまりませんでした。

先輩はそれに対して何も思ってなかったそうですが、私が来年になって先輩の立場に回ったらと考えた時、気持ち悪すぎてこの時から精神的に陰りが見えていました。

 

業務内容も、私にとってはギャップの連続でした。

 

同期の配属先はお客様が多くご来店されるそうで、「家を建てる見込みが薄い客」などは接客してもらえるので、特に暇はしていないといっていました。

 

しかし私の配属先は、来客数が非常に少なく、来るとしても真剣に家の計画を練られている方ばかりです。

そんな方の接客を新人が任せていただけるはずはなく。

来客がないのに、ただひたすら外に立って呼び込みをする毎日でした。

 

先輩にほかにできる仕事はないかと尋ねても、「ここでは新人は呼び込みする決まりだから。てか立ってるだけでお金発生してるのをありがたいと思わなきゃ」と。

 

古い慣習に縛られ、意味もなく仕事をすることに疑問を感じないのかと思いました。

 

抑うつの決め手となったのは、テレアポ業務でした。

呼び込みの毎日に何とか終止符を打ちたかった私は、上司に新しい仕事を頼みました。

すると1~10年分の古い名簿を引っ張ってきてもらい、

言われたのが「電話してみて」の一言でした。

 

方法も知らないのにどうしたらいいの?と私はまず混乱しました。

相談すると先輩から、先輩の先輩にもらった(ややこしいな)という、

テレアポ台本というA4の紙を一枚、もらいました。

 

「電話は慣れだよ。かけてみるしかないね」といわれ、

その時点でまず精神的に参ってしまいました。

私は要領が悪いのでいわゆる「ぶっつけ本番」というものがとても苦手で、

少しベクトルが違うかもしれませんが、一夜漬けも出来ませんでした。

 

でも事務所内には上司がいます。

うじうじしてたら「なんでかけないの?指示されてるんだからやりなよ」と

言われそうで、電話を掛けてみました。

 

しかし電話に先方がでても、うまく答えられずに撃沈。

まあ会話は慣れるしかないので、それは良いんです。

元々電話が苦手だし、初めからうまくできないことも理解しています。

しかしそれよりも、相手がいかに「この電話に対し迷惑しているか」が、

声色から伝わってきたんです。

 

苦手な電話に頑張って食らいついているのに、

「迷惑なんで。もうかけてこないで下さい」と一言。切電。

 

これが私のしたかった仕事なのか?とこの時思ってしまいました。

でも食らいつかなきゃと思い、上司にテレアポのコツを聞くべく時間をとってもらいました。

しかしそこで、「目標があったほうが燃えるだろ。3件アポ取ろう」

といわれました。

これは私も悪かったんですが、思わず「無理です」と弱音を吐いてしまいました。

 

上司は態度を一変させ一言。

「あのさ、時間割いてもらってその態度なに。営業職なめんなよ」と。

特に怒鳴られたとか、殴られたとかではありません。

でもこの時、私のなかで何かが、崩れたような気がしました。

 

 

私は研修を通じて、自己研鑽を惜しまずに早く一人前になりたいと思っていました。

というかそもそも、営業職を志望したのは「誰かの役に立ちたい」という純粋な疑問からでした。

私の考えが甘かったです。もうこれは否定できません。

しかし入社して初めてわかりました。営業職は客を探す、いや捕まえる仕事です。

相手が嫌がろうとも、必死に食らいつくのです。

 

上司に叱責されたりするのは、元々運動部だったので「余裕だろ」と高をくくっていました。

しかし待っていたのは、理想と現実のギャップにもがく自分との闘い。

相手が迷惑だろうが関係なく、エゴを盾にして自分という商品を売り込むんです。

 

改めて、営業職は無理だと。

私は心が折れました。

 

もちろん、誰かの役に立つ日がいつかは来るかもしれません。

「あなたがいたから素敵な家ができました」と、

感謝される日が来るかもしれません。

 

しかしそこに至るまでには、多くの犠牲を払います。

私の場合、それが自身のメンタルでした。そして、そこに至るまでに壊れました。

精神が破壊されたら、体も動かなくなっちゃいました。

 

あの日、上司に一言を言われた直後、私はトイレに駆け込み、

過呼吸になりながら泣いてしまいました。

 

心が砕けたのが分かりました。

詩的に書いてますが、本当にそうなんです。糸がぷつんと切れて、なんかもうどうでもよくなるんです。

 

ここまでだらだら書いてすみません。

まあ何が言いたいのかというと、営業職は私には向いてませんでした。

 

相手の幸せを願って活動してる営業マンはいません。

知識をフル活用して、客に対して「自分を選んでもらうため」に「相手にとって最適な」提案をするにすぎません。

 

なぜ自分を選んでほしいのかは、その理由は人それぞれです。

給料のため、自分に自信があるから、etc.

私にはそのどちらもありませんでした。

 

休職期間、何するかまだ決めてません。

でも、自分を見つめなおそうと思います。

疲れてすり減った心の回復に専念しようと思います。

 

駄文にも関わらず、ここまで読んでくださりありがとうございました。